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2016年11月10日

ベトベトマニアvol.2

とてつもなく今更なのですが、2016年9月24、25日に千葉県のサバイバルゲームフィールド、ビレッジワンで開催された「ベトベトマニアVol.2 -Operation Voting -」に参加してきたので思い出を綴ってみようと思います。
僕自身ミリタリー初心者なのですが、初心者の方々にヒストリカルゲームの楽しさがお伝えできるよう頑張って記事にする所存ですので、よろしければ最後までお付き合い下さいませ。
まずとはなんぞや?というところからなのですが、ベトナム戦争のミリタリーヒストリカルゲームです。
 ヒストリカルゲームというのは、実際の史実上で発生した戦争に興味を持つ人々が集まり、当時の装備やアイテムなどを持ち寄り交流しようというイベントです。親戚といいますか大本の試みにリエナクトメントというものがありますが、こちらは当時の兵隊の生活様式や軍隊の規範、設定年代等々さらに突き詰めて、歴史上の一ページをできるだけ忠実に、追体験するもの。というのが現在の僕の認識です。両者の違いは一見判りにくく、論議のネタになることもしばしばです。僕もこの趣味を始めたばかりの頃(今もペーペーの若輩者ですが)その辺りを履き違えて恥ずかしい思いをしたものです。
 少し脱線しましたが、もしこれから、この趣味を始めたい方がおられましたら、心の隅に留めておかれると良いかもしれません(勿論カチカチに考えすぎてもつまらなくなっちゃうから、程々にネ!)

という訳でつまり、ベトベトマニアとはベトナム戦争のミリタリーヒストリカルゲームです(二回目)。
 ベトナム戦争。中学校や高等学校の教科書ではどれだけのページが割かれていたでしょうか?名作映画が多い戦争です。映画から興味を持った人も多いのではないでしょうか。他ならぬ僕自身がその一人です。僕が生まれて始めて観たベトナムものの映画は「ハンバーガー・ヒル」でした。映画というエンターテインメントを通してではありますが、生まれる20年以上前に形式上は集結した戦争になぜだか非常な興味を持ちました。
 戦争の期間については諸説ありますが、1955年から75年まで遠く東南アジア、インドシナ半島の東部、ベトナムで繰り広げられた内戦。第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)は、1954年4月26日のジュネーヴ協定後のベトナム共和国(南ベトナム)とベトナム民主共和国(北ベトナム)の対立に資本・自由主義のアメリカ合衆国、社会・共産主義のソビエト連邦、中華人民共和国などの大国が加わり、大規模な紛争と発展したのですが、調べていると、周辺諸国との関係、冷戦という特殊な時局、そして戦後日本との少なからぬ関連など興味が尽きることがありません。
 そんな僕の心を捉えて離さないナム戦(軍事好きの間ではそんな風に略して呼ばれたりします)イベントのベトベトマニアですが、以前は「ベトベトしませんか?」という名称だったそうです。改称の意図を主催者様からお伺いしたところ、前までは「しませんか?」とへりくだっていたけれど、これからは違う。来たい奴だけ来い!ナム戦マニア求む!という思いからのイベント名称の変更だったそうです(違ってたらすみません。訂正します)
 ヤバイ...全く自信ないのですがそれは...。しかしながら、そのお話を聞いたのは当日、現地でしたので最早手遅れでした(笑)。
後から考えると至らぬ点ばかりだったです...ですが全力で楽しんできたので良しとしますっ。次回はもっと改善しよう!そんな風に目標が持てるのもこの趣味の楽しいところでもあります。

僕自身の、これまでのベトナム戦争ヒストリカルゲーム参加経験数は僅かなものでして、2015年アホカリプス、2016年アホカリプスの二回のみです。'15年は南ベトナム解放民族解放戦線、'16年は南ベトナム特殊部隊「雷虎」隊員(参加ユニットはMACV SOGの偵察チーム)でした。なのでベトベトマニアは第二回目の開催でしたが、初参戦でした。夏場が最盛期のナム戦イベント、ぜ~んぶ参加したいのが人情ですが、そうもいかないのが人生の厳しさです(涙)
 まだ始めて二年経つか経たないかといったところですが、インターネットコミュニケーションツール(大げさ)Twitterを介して、多くのベトナム戦争マニアの先輩方や同志の方々と出会うことができました。人見知りな癖に、好きな話題になるとべらべら喋りだす典型的キモオタな僕に皆さんとても良くして下さり、感謝のしっぱなしです。特に懇意にさせていただいている、主に米陸軍特殊作戦部隊SOGや同海軍特殊作戦部隊SEAL好きの方々とは、イベントの度にご一緒させていただいており、また参加できないメンバーがいてもLINEなどで楽しみを共有させていただいております(通称:ぐぬぬ...)
 そんなこんなで今回のベトベトマニアvol.2もそのうちの六名の方々(内二名はNAVY SEALで参加)と参加することになりました...が、直前で一名参加できなくなってしまい、五名での参戦となりました。

伊勢型さん、次回はお会いしましょう!エアギプスで遊びましょうね~

参加ユニットの選定
ヒストリカルゲームに参加するに当たって、まずはどの部隊のコスチュームにするか決めなければなりません。今回の僕であれば、南側での参加でしたので、アメリカ軍か南ベトナム軍か、はたまたオーストラリア、ニュージーランド、韓国軍か、陸海空のどの所属部隊かといった具合です。民間人なんてのもアリです。
 僕はここ数年サバイバルゲームからは遠ざかっていて、また自分撮りもヘタクソなので普段軍装することが少ないのですが、MACV SOGが好きなので、基本的にイベントゲームはその格好での参加ということに決めています。今回もそのつもりでいたのでした。
 ところが今年はタイガー運に恵まれた年で、質のいい海外製タイガーストライプ戦闘服をいくつか手にすることができました。香港のベトナム戦アイテムリプロダクトメーカー、EAST ASIA SUPPLY(イーストアジアサプライ)社のJWD(ジョン・ウェイン・デンス)パターンの発売は記憶に新しいかと思います。
 グループの間でも、ちょっとしたタイガー祭り(という名の散財)が発生し、まさに虎模様一色の夏となったのでした。買ったからには何かに使いたいワケですが、そこで思いついたのがMobile Strike Force(モービル・ストライク・フォース、通称マイク・フォース)でした。
ベトナム戦争中、タイガーストライプを使用した部隊は沢山あるのですが、LRRPだとやっておられる方が多いですし、SOGも使用していますが全員揃ってタイガーだと不自然だしイメージに合わない、南べ海兵隊はそもそも今回入手したパターンは使えない、Camp Strike Force(キャンプ・ストライク・フォース)は大好きだしやりたいけど、認知度低すぎィ!ということで、マイク・フォースにピッタリですと何とはなしに提案したところ、あれよあれよと言う間に話が盛り上がり、ベトベトマニアもマイク・フォースで参加というはこびになりました。
 本当に皆さんバイタリティ豊かで、フットワークも軽やかでノリが良く、僕の勝手な提案に反応していただき、ただただ感謝です。
しかも重症なコレクター(ほめ言葉)さんばかりなので、手持ちの装備の組み換えで対応できてしまうのです!さすがっス!
イベント参加申し込みにあたり、部隊名を決める必要があります。「パイレーツ」「ア〇スフォース」などシモネタな案ばかり出る中(全部お前の案だろ!いいかげんにしろ!ホントニスミマセン)、SOGの大先輩で我らが隊長のコストコさんが「マイケル・J・フォース」というアノ映画好きはニヤリとしてしまう素敵な部隊名を挙げて下さり、これに決定となりました。コストコさんありがとうございました!



まいけるじぇいふぉーす
MJF。マイケルとマイクが上手くかかった名案な部隊名です。これからマイク・フォースのときはこれですねっ。デロリアンがあったら60年代にタイムスリップするんだけどなぁ。

祭りの準備~現地入り

さて参加が決まれば準備をしなければなりません。パッチの縫いつけや、装備の組み換え、足らないものの買い足し、足りているのに買い増しなどなど...(笑)
 今回は初マイク・フォース合わせ&言いだしっぺという事もあり、気合を入れて年代や着用者別に四種類ほど装備を組み上げました。
いつものことですが、装具類、迷彩服、エアガン、寝具類、BBQ用品等...大荷物になります。
ベトベトマニアvol.2

ベトベトマニアvol.2
装備品を並べただけでもこの有様(笑)毎回、荷物量を抑えようと思いつつ、あれもやりたい、これもやりたいと欲望に負けてしまいます。
画像のM1カービンは伊勢型さんからお借りしました。マルシンのCDXでリアルウッドバージョンの素晴らしい一品です。僕の廉価版プラスチックストックバージョンとは訳が違います。大事なカービソくんをお貸し下さりありがとうございました!
前日の夜遅くまで仕事が入っていたので、帰宅後ご飯をたべ、入浴し、急いで車に積み込みし、買出しを済ませたのち睡眠はとらずに即出発しました。
 僕の車はジムニーです。パートタイム四駆車で四輪駆動に入れるとダートでも力強く走ってくれ、趣味性も強く楽しい車なのですが、所詮は660cc。その上ラダーフレームのおかげで車重が普通の軽よりも大分重いです。これに荷物を満載するとまるでトラックのような加速性能に成り下がります(笑)。今年のアホカリでは談合坂から高速にのりましたが登坂区間はアクセルべた踏みでも100キロでませんでした。
 そんな調子なので満載状態で遠出するときは余裕を持って、下道でまったりドライブが現在の僕のスタンダードになっています(高速代は浮くけど、ストップ&ゴーが増えるので燃費は低下しますので一長一短ですが)。
 今回は自宅埼玉から千葉県への会場でしたので国道16号をひた走る旅となりました。午前3時過ぎくらいだったでしょうか、千葉に入って少し経った頃、予報どおり雨がぽつぽつ降り始め、なんとガスってきたではありませんか!

ベトベトマニアvol.2
辺りはまるで戦列歩兵のマスケットの一斉射の様相を呈していました。※画像はイメージです。「グローリー」は良い映画なので観てない人は観て、どうぞ。

これは非常にまずいです。何がまずいかというと、コストコさんとSEALで参加のヨウスさんのお子さんの運動会が24日に開催されるとのことで、雨が降ってしまうと翌日の日曜に延期に、当然お二人はベトベトの参加は不可となってしまいます。ひたすら雨がやむことを祈りつつ車を走らせました。
 カーラジオからは懐メロ的な曲が流れてきます。古い曲も嫌いじゃないけど、眠くなります。ここは大好きなX JAPANや洋楽HM/HRを持ってくるんだったorz(それも大概古いけど)。やっぱり長距離ドライブには音楽がなくちゃですよね!
 なにはともあれ現地付近に到着し、会場入り口を確認し近くのコンビの駐車場に車を停めたころには空が白み始めていました。心配していた雨もやみ、後ほど運動会の無事決行のお知らせも届きました。

ベトベトマニアvol.2

































早朝のチ・バー省。サンドイッチと肉まん、缶コーヒー。タバコを一服。ノンストップロングドライブと硬いサスペンションで痛む腰をうんと伸ばします。さあお楽しみはこれからだ!

2へ続く。




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