QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
ふらっととっぷ
ふらっととっぷ

2016年11月09日

ベトベトマニアvol.2(3)

二日目

二日目はヒストリカルイベントの醍醐味、敵味方に分かれての戦闘イベントです。彼我各々ベトナム戦争当時の格好をしているので、サバイバルゲーム定例会のように赤や黄色のマーカーをつけなくて済みます。これは非常に雰囲気UPな要素ですよね!あとはゴーグルですが、エアソフトガンを使って撃ち合いをする以上、これは仕方ありません。安全第一です。
ベトベトマニアvol.2(3)
朝一で撮った写真です。朝飯を確保しにボウガン片手に狩に行こうとしているモンタニヤードのつもり。しかし醤油顔のため日本人にしか見えないですね(涙)




ベトベトマニアvol.2(3)

ベトベトマニアvol.2(3)
腹が減っては戦はできぬ。ということで朝ごはんタイムです。僕が前日に買っておいた、コンビニ弁当のおかずのコンニャクが傷んでいたのは秘密です。


ベトベトマニアvol.2(3)
ヨウスさんはお客さんのAKMをいじっておられます。アホカリのときもでしたが、ちょちょいと直してしまわれるのですよね...プロフェッショナルです。NHKの取材来てもいいくらいです。


ベトベトマニアvol.2(3)
SEALのお二人はドーランを塗ります。テクマクマヤコンテクマクマヤコン緑の顔の悪魔になれ~。
いやしかしですね、海豹の方々の会話を聞いていますと、あのドーランはノリがいいとか、最初に置く色、フェイスペイントのデザインへの拘り、落とすのにはこのフェイスタオルが良いなど、女子力の高さを感じますね。オサレなフレンチで下世話な話に盛り上がる、自称女子の方々にも見習っていただきたいですね。


ベトベトマニアvol.2(3)
ヒェッ。もはや目線は要らないんじゃ...
番長さん煙草の煙が悪魔の吐息のようです。間違いなく今回のベストショットの一つです!


ベトベトマニアvol.2(3)
マイク・フォース組、準備完了!
今回は第3軍管区所属のマイク・フォース ライフル小隊の"一部"という設定です(三人しかいないからしゃーなしです笑)
コストコさんとナベさんは第5特殊部隊群(グリーン・ベレー)のAチームの隊員、所謂「軍事顧問」です。僕はCIDG隊員です。
 少しでもCIDG感?をだすために膝を曲げて背を低くしてみました。

ベトベトマニアvol.2(3)
ベトベトマニアvol.2(3)
開会式。地面が赤土っぽくて良い感じです。
南ベトナム陸軍やアメリカ陸軍を始めとして、アメリカ海兵隊、韓国軍、オーストラリア軍など勢ぞろい!いやー幸せな光景ですね!
 僕たちが演じた、マイク・フォースは南ベトナム特殊部隊と米軍特殊部隊の指揮下(実質、米軍特殊部隊が運用した)の部隊ですが、構成人員は少数民族なので、他国の軍隊でもない、ベトナム人(キン族)の軍隊でもない、という点で特異な存在だと思います。
 アホカリと同じ感じで、寸劇を交えつつレギュレーションの説明が行われました。あとマルチカムよりベトベトが好きな歌のお披露目もありました。
 今回、僕たちは諸事情により、101空挺師団に組み込ませていただきました。101の方々には、通常ではありえない編成になってしまった上に、色々と気を使っていただき恐縮でした。ありがとうございました。

ベトベトマニアvol.2(3)
打ち合わせをするSEALチームとLRRP。

ベトベトマニアvol.2(3)
部隊編成が終わり、隊列を組みながらFSB(ファイア・サポート・ベース=火力支援基地)サヴォイに向かいます。
 この写真、撮られていることを意識していなかったのですが、変に力んでなくてお気に入りです。チャージングハンドルちゃきーんしてます笑
 後方に見えるスーツの男性はアーレイ議員です。今回の作戦は、政治的混乱の絶えない南ベトナムにおいて公正な投票、選挙が行われているのか視察にきた米国国会議員の護衛です。恐らくこの視察によって、南ベトナムの選挙不正や汚職が無くなる事はないでしょう。アーレイ議員の本国における支持率向上のための、単なるデモンストレーションに過ぎないことは確定的に明らかです。アーレイ議員は態度は尊大で、戦場の理を理解している節はないアメリカ白人です。相当胡散臭い、怪しい雰囲気の人物です。たぶん上院議員です(S・ハンターの読みすぎで上院議員という単語に悪者感を見出してしまうオタク)

ベトベトマニアvol.2(3)
先行する米海兵隊からの合図を待つ。



ベトベトマニアvol.2(3)
FSBサヴォイ。ここがCP(コマンド・ポスト)になります。
視察先の村はコーガン村という、放送コードに引っかかりそうな名前の小さな村です。米国海兵隊を先頭に周囲を警戒しつつ目指します。ARVNはサヴォイに待機します。


ベトベトマニアvol.2(3)

ベトベトマニアvol.2(3)
地図を確認しつつ前進していると、SEALとLRRPが進行した方角から戦闘音が聞こえてきます。そこでMF三名は分隊長より斥候を命じられ、晩夏に衰えを見せぬ緑の中へと進み入りました。
 しかし、戦闘地帯は遠く、敵の姿は見えるものの、濃いブッシュに阻まれ射程外という状態でした。ひとまず他方の戦闘は無視し、101空挺師団イーグル分隊、米国海兵隊レザーネック分隊、MFは前進をCPより命じられました。
しばらくすると、街道とみられる直線道路にぶつかりました。道の両側は鬱蒼としたジャングルの壁に囲まれ、ここを進軍するのは危険と思われましたが、任務遂行のためには止むを得ません。
 悪い予感は的中し、前方より発砲音が響き渡り、先を行くレザーネックより接敵との無線連絡が入りました。イーグルはすぐさまCPにレザーネックへの援護の許可を申請しますが、交戦許可がなかなか下りず、反撃を開始したころには海兵隊レザーネック分隊は全滅してしまいました。
 結局、街道を進むのは危険と判断し、一度CPまで引き返し、別ルートでコーガン村を目指すことになりました。しかし新たな進軍路はブッシュも濃く、共産勢力によるブービートラップも散見されました。MFはイーグル本隊の進軍路の右手より、偵察役として回り込むように村を目指します。人の背丈以上に伸びたエレファントグラス(脳内補完)が行く手を阻み、緊張感が高まります。この状況ですと、接敵距離が数メートルとなる可能性もあります。枝一本踏むのも気をつけなければなりません。
 道中、敵との小競り合いも発生しましたが、なんとかコーガン村にたどり着き、村長らしき人物と交渉を始めますが、村民は南ベトナム政府や軍隊にに悪印象を持っているようで、村の視察は破談となってしまいました。
無駄に村民を刺激するのも良くないの判断が下り、CPへ戻ることとなりました。帰路はMFは殿を務めました。テールガンナーはコストコさんです。XMを腰だめで構え、周囲の状況に目を光らせる姿は最高に様になっておりました!
 CPへ向かう途中の分岐で、アーレイ議員がイーグルのポイントマンを一人引き連れ付近の視察に行きたいと言い出しました。CPに確認を取ると、信じられないことに許可が下りたため、我々は渋々二人を残し帰還しました。
その後、案の定、議員が北ベトナム軍により捕獲され、コーガン村も占拠されたという情報が入り、イーグルはARVNの一団と供に、議員の解放を求めに再出撃となりました。交渉手段は金ですが、密かに後方からSEALとLRRPを送り込みます。この総動員が後の悲劇に繋がるとは...
 コーガン村に到着すると、イーグルはARVNの護衛任務のため、交渉の場から少し離れて待機していたのですが、突如として発砲音が響き渡り、同時に緊急離脱を命じる声が聞こえます。なんとARVNは金を渡すことなく議員を確保し、NVAを騙まし討ちにしたのでした。汚い、さすがARVN、汚い()
 しかし世の中甘くありません、200万米ドルと議員を両手にホクホク顔でCPに帰還した我々を待っていたのは、がら空きになっていたCPに潜んでいた共産軍のアンブッシュでした。先頭を行っていた僕は左太ももにAK弾を受けることとなりました。こうなると、地に伏し、頭上を飛び交う弾丸に身動きがとれなくなります。危険すぎて衛生兵もここまではたどり着けません。きっと実際にこういった状況に陥った兵士もいたことでしょう。
 出血多量でKIAになるか、捕虜にとられるかと覚悟したその時、別働隊で動いていたSEALとLRRPがCP後方より急襲、イーグルとARVNも反抗に加わり、瞬く間にNVAとNLFの合同部隊を駆逐し、数名の捕虜を得ることに成功しました。かくして僕はARVN兵士に手を貸されCPに戻ることができました。普段反目し合っているベトナム人と少数民族ですが、このときばかりは感謝をしたのでした。


ベトベトマニアvol.2(3)
脚に鉛玉を受け憔悴しきった顔の筆者。
101の方がメディカルカードを用意しておられ、付けてもらいました(胸に付いている白いカード)。これは素晴らしい試みですね!撃たれ得です笑。でもなぜか、負傷理由はクラミジアでした()


ベトベトマニアvol.2(3)

ベトベトマニアvol.2(3)
行ったり着たりの作戦行動、そこまで起伏のある地形ではありませんが、まだまだ暑い季節、水分補給は欠かせません。
 キャンティーンはピストルベルトの後方、腎臓の位置あたりに付けることがおおいかと思いますが、なかなか一人では出し入れしづらいですよね。こういうときチーム内で手助けしあうのもヒストリカルの楽しさの一つです。
 ARVNとかCIDGですとキャンティーンを前に持ってきて、アモポーチを真後ろに付けたりしている写真を見ます。戦闘が起こらない限り、水分補給のほが機会が多いですし、身体の前面にポーチ類がないほうが、伏せ撃ちや匍匐がしやすいというのもあるのでしょうか?
こういった装備の配置はベトナム戦だけでなく、他の時代、地域の戦場写真でも多く存在します。戦闘時の予備弾薬の取り出しは、焦らず取り出すか、仲間と協力して取り出したりもするのでしょうか...

この後、ARVN大佐による捕虜の拷問が行われたり、昼休憩を挟み、爆破イベントがありました。
 午後の部は、FSBサヴォイに陣取った共産軍に、南側が突撃を敢行するというシナリオで始まりました。ちゃんと露払いの支援砲撃つきの突撃でした。FSB周辺は白色の煙幕で包まれ、砲撃(予めセットされた爆薬)が始まります。もちろん十分に安全に配慮して行われますが、これがもう凄い爆音と衝撃でした。突撃の号令がかかるのですが、リアルにしり込みしてしまいました(汗)



こうして始まった午後の戦闘の最終ミッションは「某巨大掲示板に書き込まれた情報をもとに北ベトナムの重要資料を探し出せ」というものでした。


ベトベトマニアvol.2(3)
南側は全勢力をもって捜索にあたります。情報によると禁断の地、カンボディア国境付近が怪しい模様。共産主義者たちはカンボディアから伸びるホーチミントレイルを使い、我が物顔で物資や人員を南ベトナム領内に送り込んでいます。国境から僅か2マイル、サイゴンの目と鼻の先にはCOSVNと呼ばれるNLFの拠点が存在していおり、情報の確度は相当の高さと思われます。


ベトベトマニアvol.2(3)
すっかり疲れてヘルメットからブーニーハットに変えているの図。
さて、国境付近に着くと目の前には崖がありました。ARVNの将官が言うには、この崖のどこかに機密文書が隠されているとのこと。しかし、午前からの連戦で疲労が溜まった兵たちは乗り気ではありません(笑)
 それでも発破を掛けられがけ下に行くと...北ベの攻撃が頭上より始まりました。地形のおかげでハンバーガー・ヒルさながらの修羅場となりました。普通南側は全滅必至の状況でしたが、奇跡的に襲撃者を打ち破り二日間に渡るイベントは幕を閉じました。


ベトベトマニアvol.2(3)
生き残った北ベトナム軍司令官。これは戦死していた方が幸せだったかもしれませんね...南無。


ベトベトマニアvol.2(3)

ベトベトマニアvol.2(3)
今回、ベトベトマニアに初めて参加させていただきましたが、イベントも二日目のゲームのボリュームもたっぷりの充実のベトナム戦イベントでした。また来年の開催も楽しみです!まだまだ参加者が少ない状態だそうでうので、これから更に盛り上がっていって欲しいですね!
 筆者の集中力の限界と記憶の劣化により、後半の内容が急ぎ足になってしまいましたが、以上でベトベトマニアvol.2参加報告とさせていただきます。纏まりのない駄文ですが、少しでもベトベトマニアを初めとするベトナム戦争イベントやマイク・フォースにご興味を持っていただけたら幸いです。
 チーム ミドリムシの皆さん二日間お疲れ様でした。特にコストコさんとナベさんは、急遽MF装備にお付き合いくださり、ありがとうございました!!




ベトベトマニアvol.2(3)
ようやく家にたどり着いた後待っているのは後片付けです(吐血)

おわり




同じカテゴリー(ヒストリカルイベント参加報告)の記事画像
ベトベトマニアvol.2
ベトベトマニアvol.2(2)
同じカテゴリー(ヒストリカルイベント参加報告)の記事
 ベトベトマニアvol.2 (2016-11-10 07:40)
 ベトベトマニアvol.2(2) (2016-10-17 06:16)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。