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2016年10月17日

ベトベトマニアvol.2(2)

ベトベトマニアvol.2(2)























会場入りしたのは11時少し過ぎでした。会場時間が11時だったので、かなり早い到着だったのですが、すでに他の参加者さんがチラホラ。皆さんファティーグや北ベトナムの戦闘服などに身を包んでいます。もうこの段階でテンションMAXなのですが、一人で騒いでも変な人なので(笑)、まずは席の確保だ!ということで颯爽と車から降りました。

ぬかるんでいる...そう、前日からの雨のせいで駐車場はかなりゆるくなっていました。
 荷物を席に移す作業で何度か往復しいているうちにキャンバスブーツはどろどろになってしまいました。こりゃあフィールドのコンディションも雨季のベトナム的になってるだろうなと予想を立て、この段階でM1カービンの使用は止めました。借り物を汚すわけにはいきませんからね!
 しかしながら今回のベトベトは66年設定だったので、ほんとうはカービンが使いたっかたです。東京マルイさん、コンパクト電動ガンのメカボックスでM2カービン作ってくれないかなぁ(届かぬ想い)

一通りの荷物移動が終わり、一休みしてから、事前にお願いしておいたアイテムをミリタリーショップのクラッシファイドさんの所に受け取りに行きました。クラッシファイドさんのこのサービスはとても良いですね!イベントにいく楽しみが一つ増えますし、送料と振込み手数料を節約できます(笑)
 アイテムをテーブルに並べて暫く眺めていると、背後に車の止まる音が。ナム戦の先輩のナベさんでした!今回メンバーの皆さん予定があり、オープニングからの参加が難しかったなか、ナベさんが来てくだっさて本当に助かりました!U.S.A GIは寂しいと死んじゃうからね。しかたないね(今回はマイク・フォースですが)

ナベさんの荷物移動を待ってから、先ほどアイテムを受け取ったクラッシファイドさんに置いてあったレアアイテムを入手するため、二人で出撃(散財)しました。

ここで戦利品発表!といきたいところですが、ナベさんとモービル・ストライク・フォース装備でプチ撮影会をしたのでご覧下さい。
ベトベトマニアvol.2(2)

1960年代後半のCIDG隊員をイメージしました。マイク・フォースについては、そのうち記事にしたいと思っているのですが、簡潔に言うと、CIDG(民間不正規戦グループ)に参加するベトナム国に住む、少数民族の人々の部隊ということになります。
 彼らはタイガーストライプ迷彩服を着ていることが多いです。この写真ではEA社製のJWD(ジョン・ウェイン・高密度系)です。EAは本当に良い仕事をしてくれたと思います。欲をいえばアジアンカットでも出して欲しかったです。タイガーもベオガムも、はっきり言ってU.S.カットよりアジアンカットの方が応用きくのですよね~
 ヘルメットはM1空挺タイプです(彼らは空挺降下の訓練を受けます)ヘルメットバンドにはバグジュースを挟んでいます。ブーツは南ベトナムのキャンバスブーツ(自作)です。装具はシンプルにM1956サスペンダー、ピストルベルト、汎用アムニッションポーチ、キャンティーンです。武装はM26破片手榴弾、M16A1(本当はXM16E1の方がリアルかも)。首からはハリークラフター社製HT-1 AMラジオを提げています。ナムっぽく引き金に指をかけていたつもりだったのですが、ちょっとタクティコーな感じに(笑)...ラックサックの負い紐も格好悪いことになっています。

ベトベトマニアvol.2(2)

背面。この日のために新調したLRRPラックサック。ポンチョとシグナルイルミネーション ホワイトスターをつけています。

ベトベトマニアvol.2(2)

到着して早々ナベさんにコスプレにつきあっていただきました。ありがとうございます!
67年初頭の軍事顧問のイメージです。X型サスペンダーにBARベルトを装着しています。BARベルトは60年代後半になっても使用例が多いです。有名な話ですが、M16の20連弾倉をたくさん収納できるので長く重宝されたのだと思われます。
 マガジンキャッチボタン周囲のリブがないパーシャルフェンスロウワーレシーバーのXM16E1を手に提げています。より簡素で美しい見た目で僕は大好きです。イチロクラブなナベさんらしい素敵なチョイスです!
 実物ハンドガードにはクリーニングロッドがテープで固定されています。これはボルトフォワードアシストノブで対処不能な動作不良(恐らく薬室内への薬莢のはりつき?)が発生した場合、銃口より差し入れ強制的に排莢するためのものだそうです。ベトナム戦当時の陸軍SOGや長距離偵察部隊、海軍SEALなどの写真で実際の着装例を見ることができます。実際、ナベさん、二日目の状況中、ハンドガンが詰まった方に貸してあげていました(リアル使用!)。
 両腕にはそれぞれ、時計とモンタニヤード(山地少数民族)の工芸品の真鍮リングをはめています。実際の戦闘行動だけではなく、異国の地の住人と寝食を供にし、時に彼らの文化に歩み寄り、物質的な支援を行い、懐柔することがグリーン・ベレーの第一の任務であり、行動原理です。抑圧からの開放というわけです。
 戦闘服はJWS(ジョン・ウェイン・低密度系)です。濃緑の地色に極太の深い黒色のストライプが入ります。数あるタイガーストライプパターンのなかでも、60年代初め頃のごく初期の米軍発注品でアジアンタイガーとも呼ばれるようです。日本の植生にも結構いけそうな感じですネ。

ベトベトマニアvol.2(2)

背面。
ARVNラックサックに無線機を入れています。LRRPラックサックの他に、ARVNやライトウェイトラックサックも使用されました。BARベルトにキャンティーン、サバイバルキット、M1942ファーストエイドポーチを二つ付けています。
 .45口径用のホルスターはベルトの左側に吊っています。つまり抜くときはクロスドロー、もしくは左手をひねって逆手抜きになります。有名な写真のマネです。格好良いです。

ベトベトマニアvol.2(2)

ブーニーハットはJWDなのがオシャレポイント♪
「あーもしもし?とんこつねぎラーメン二つと、半チャーハン一つ、餃子一枚。。。あとトピングで煮卵一つ下さいっ。住所は。。。え?なに?南国びんびんリゾートクラブ桃色組 ハノイ店?。。。すみません間違えました」

ベトベトマニアvol.2(2)

66年頃のCIDG隊員のイメージ。南ベトナム軍の八角帽をかぶっています(クラッシファイドさんでレプリカが発売されましたね!)。HサスペンダーにM1ガーランド用カートリッジベルトを吊っています。このころのヤードさん達は揃ってM2カービンを持っています。分隊支援火器はBARやM19191A6でした。左腰にはM4銃剣をM8A1スキャバードに入れています。
 ところでM1ヘルメットのカバーですが、ミッチェルパターンも使用しているのですが、ベオガムパターンのものも使用例があります。ぱっと見でマイク・フォースと分かりやすいのですが、入手は絶望的です。民生品のダックハンターで作ろうかとも思ったのですが、見る人が見れば即バレなので止めました。EAがレプリカをフェイスブックでUPしていたのですが、非売品のようです(涙)

ベトベトマニアvol.2(2)

MCIレーションをバイヨネットで開封しようと試みるヤードくん。アメリカンテイストなCレーションはあまり好みではないので仏頂面です。あの針金が切れるかは怪しいですが(笑)、法規制でカットされた刀身を誤魔化すにはナイスなアイデアです。ちなみにCレーションはちゃんと66年製です(ドヤ顔)
 左肩にはマイク・フォースでよくみられる髑髏のパッチがついています。

ベトベトマニアvol.2(2)

1964と65年の雨季、米軍はハリケーン・エアキャットとサスケハナ・スキマーという二隻のエアボートのトライアルをメコンデルタで行いました。選ばれたのはエアキャット・エアボートで、ファイバーグラス製の船体後部にドでかい扇風機をくっつけた様な見た目です。
 船体重量1,150ポンド、全長18フィート、通常は船首にM1919A6をM31C銃架に据えています。銃手と操縦手のほかに5名の人員を乗せることができました。巨大扇風機はライカミング・エンジンズ社製のO-360エンジン(民間セスナなどに採用実績がありました。たとえばパイパー PA-28 チェロキー)により180馬力を発揮し、水深の深い場所で42ノット、水田のような浅い場所では65ノットまで出せました。
 エアキャットはARVNと第四軍管区マイク・フォースに配備され、第三軍管区に隣接した、メコンデルタの雨季水没地帯においてベトコンの追跡殲滅と捕獲に投入されました。
 写真の装備は当時の写真と映像を参考に組みました。タイガーパンツに、ベオガムジャケットの上にM1952Aアーマーを着ています。頭は無帽だったり、ブーニーハット、カバーなしのM1ヘルメットなどが確認できます。概して軽装備です。
 youtube映像では他に、PACV(パックヴィー=Patrol Air Cushion Vehicle.米海軍がベトナム戦争中に河川哨戒に使用したホバークラフト)馬乗りになってリバーパトロールしているものがありました。さすがに乗り物まで用意できませんが、とても格好良くハートキャッチされてしまったので更に突き詰めてみようと思っています。

ベトベトマニアvol.2(2)

ナベさん撮影にご協力いただきありがとうございました。
 
ベトベトマニアvol.2(2)

おまたせ!ナム戦アイテムしかなかったけどいいかな?
戦利品!二人分!
コーラルブーツ、インセクトリペレント(虫除け)、ナムロットのイヤープラグ(黒は持ってたけど、透明のが欲しかった!)、M1942ファーストエイドポーチは事前予約していたもの。
SOG用カスタムファティーグ(腰ポケを胸に、胸ポケを肩に移植している)、EA製のアドヴァイザースパースパターンブッシュハット(ショートブリムで裏地がムフフなやつ)はナベさんの戦利品。
 そして今回の目玉商品!ノア(昔あった伝説のナム戦ショップ、バイオアダイのブランド名だそうです)製のウィリーピート白燐手榴弾!灰色の朝鮮戦争以降のアーリータイプM34はナベさんが、緑色のレイトタイプ、二次戦型(!)のM15は僕が購入しました。このレプリカWPは現在トイソルジャーから出ている物より大きく、リアルサイズです。存在は知っていましたが、はるか昔に製造が終わっており、オークションなどにもなかなか出てこないので、半ば諦めていたのですが...貴重なアイテムをお譲りして頂いたクラッシファイドさんに最敬礼です!
 ちなみに後ろのA&K M60はナベさんがとある理由により持ってきておられました。ん~大迫力!僕もナム戦マニアの端くれとして、いつか欲しい一品です。そういえばマイク・フォース姿でM60と写真撮るのを忘れてしまいましたorz。次回このM60を目にするときには、全く姿かたちが変わっていることでしょう(意味深)

さて、気がつけばお昼時は当に過ぎ、お財布も軽くなり、お腹もすいてきたところで遅めの昼食となりました。昼は食べなくてもと、差し入れと翌日の朝食しか持ってきていなかった僕にナベさんからオニギリのお恵みが!毎回周りの方にお世話になってばかりですが、今回はナベさんに本当にお世話になりました。ありがとうございました!次回からは食料は余るくらい持ってきたほうが良さそうですね。なんだかんだでお腹が減ります。
 昼食を食べながら、マイク・フォースの話やナベさんのベトナム旅行のお話をしました。クチトンネル、戦争博物館、実弾射撃、ベトナムビール...は下戸だから飲めませんが、ベトナムの魅力を余すことなく聞かせていただきました。とくにサイゴンとホー-チミン市の名称にまつわるお話、未だベトナム人の心の中に残る戦争の記憶、非常に勉強になりました。

昼食後、やはり外せないのが食後の一服(喫煙者ってやーねー)。喫煙場所に一人で失礼して実に満たされた気分で一本吸った後、トイレへ。その帰り、クラッシファイドさん以外のショップさんも見てみようと、ふらふらとアイテムを見ていたところ、なんだか南ベ力溢れるパッチが沢山あるお店を発見!アホカリプスや今回のベトベトマニアでも、南ベトナム軍大佐で体を張った演技で楽しまして下さったチー大佐のChi商店さんでした!

ベトベトマニアvol.2(2)

Chi商会さんでの戦利品。
第五軍管区のパッチはフランス製の良質なリプロ品。BDQのスキルバッジは実物同様プレス製。見切れてますがミントのM1カービン15連マガジン用ポーチ。そして第二軍管区パッチは実物!
 チー大佐はベトナム暦数十年のベテランさんとのことでしたが、初心者の僕にも色々な逸話や知識を気さくにお話ししてくださいました。あまりに楽しくてずっとお話をうかがっていたら、ナベさんも合流!ずいぶん長居してしまい、気がつけば辺りは暗くなっていました。今思えばテント内に陣取ってしまい、商いのお邪魔をしてしまい、申し訳ありませんでした。今回は懐も寂しくなっていたので、あまり購入できませんでしたが、次回はもっと沢山買いたいと思います。南ベアイテムを増やしたい今日この頃。

シュップスペースを後ににして、席に戻ると映画上映が始まっていました。

ベトベトマニアvol.2(2)

映画一発目は「グリーン・ベレー」でした。この映画にはマイク・フォースも出てきますね。ジョン・ウェインが米軍特殊部隊の大佐役です(前進基地のリーダーやるには階級高すぎないかい?)。ストーリーはただの戦争アクションですが、戦闘服や装備、乗り物類は実物なので一見の価値ありです。とくに序盤の特殊部隊基地の描写はなかなかだと思います。有刺鉄線に取り付けたバドワイザーの空き缶、基地を取り囲むプンジースティック、積み上げた土嚢の前方に指向性地雷など、僕が今まで読んだベトナム戦実録物の本の記述と一致する点が多くありました。土地があったらあんな風にFOBをつくってみたい!(笑)

映画上映の合間に...これがお目当ての方もいらしたかも!?セクシーダンスショウが開催されました!




ベトベトマニアvol.2(2)

ビエンホアの空軍基地の近くの米、共和国兵士ご用達のゴーゴーバー(こっそり北の連中も遊びに来てるらしいゾ)にて、アップテンポなミュージックに合わせ、色気タップリに踊るベトナムギャルなおねいさん達。

ベトベトマニアvol.2(2)

現金で「ドン」が購入できます。ドン札を持っていると...お姉さんたちが近寄ってきてくれて、あの手この手で回収していきます。身体のどこに札束を付けるかよく考えよう!(笑)
え?ナベさんと僕ですか?昼間お買い物しすぎてドンが買えず、指を咥えて見てましたとサ!

ベトベトマニアvol.2(2)

お姉さんとのタイマン勝負(意味深)を賭けて、腕立て伏せ耐久戦に挑むAV男優勇士たち。ギブミートゥエンティー!プッシュアップ!プシュアップ!
 なおブービーはチー大佐による拷問ショーの生贄に(笑)。思い出すだけで恐ろしい...あれは完全にCIA仕込ですね...間違いない。こわいなーとじまりすとこ。

ベトベトマニアvol.2(2)
ナベさんとコストコさん。ヤードリングとマル秘ウォッチが素敵です。グリーンベレーはお洒落なのです。



そしてダンスショーも終わりに近づき、ナベさんと夕食のBBQの用意をし始めた頃、コストコさんがご到着!
 豪華なお肉に、お馴染みアメリカンなクーリングビバレッジ!チョイスがハイセンスなんですっ。いつも本当にありがとうございます!思い出したらルートビアとチェリーコーク飲みたくなってしまいました。

ベトベトマニアvol.2(2)
ガンスミスなお二人。番長さんとヨウスさん。それにしてもタイガー天国です。

少し遅れてSEALの番長さんとヨウスさんも合流し、無事全員集合となりました!


ベトベトマニアvol.2(2)
お肉を食べる軍事顧問とCIDG隊員。


ベトベトマニアvol.2(2)
コストコさんがとてつもないモノを持ってきて下さいました。カールグスタフm/45。通称スウェーディッシュK!の無稼動実銃!

ベトベトマニアvol.2(2)
ナム戦銃器といえばヨウスさん。


ベトベトマニアvol.2(2)
群がるイモムシ達。それもそのはず、ナム好きにとってこの銃は憧れの一丁。エアソフト化を心待ちにしているのは僕だけではないはずです。


ベトベトマニアvol.2(2)
皆の武器勢ぞろいの激ヤバな一枚。実パーツを装着し、ズンドコリコイル仕様の16やXM。奥でエロティックに光るのは実物XM...と見紛うコストコさんのトレポン。見切れていますが一番上はヨウスさんのワイヤーストック仕様のストーナー。そしてXM177E1を挟んで番長さんのM63A LMG!キャリングハンドル、ヘビーバレル、スネイルマガジン、完璧過ぎます!去年の年末拝見して衝撃を受けた一品です。真ん中にエラそうに鎮座しているのは僕のドノーマルG&P M16A1ですorz(あっバットプレートはゴムのに変えてたっけ)。なんだか人のふんどしで相撲をとってしまった写真ですが、とにかく凄かったですっ。

ベトベトマニアvol.2(2)
鉄砲といえば、無稼動実銃のRPDがありました!所有者の方に許可をいただいて持たせていただきました。旧ソ連の軽機関銃ですが、とてもスマートです。
 そんなRPDですが、台湾のエアソフトガンメーカーLCTから発売されましたね!僕は迷わず予約購入しました。普段SOG装備で遊んでいる身としては、是が非でもバレルチョップしたRPDは欲しかったのです。僕の周りのSOGな方々にも複数名購入者がいます。ナベさんはこの日スマホで購入しておられました(笑)。
 しかし、なにより歓喜されたのは、北ベト好きな方々ではないでしょうか?大戦中の機関銃や鹵獲品としてM60やコレジャナイとわかりつつRPKを使っていた方々も、ついに救われるというわけです!以前RPDのマガジンポーチを頂いたので、僕も北べ装備でも合わせてみたいですね~





ベトベトマニアvol.2(2)
食事をしている間もナム映画上映は続いていました。グリーン・ベレーのお次は皆大好きプラトーン!
ナム戦映画といえばプラトーン。なにせアカデミー作品賞作品ですから、初めて観たのがプラトーンという方も多いのではないでしょうか。
監督のオリバー・ストーンは実際にベトナム戦争に従軍したベテランで、1967年~第25歩兵師団第3大隊B中隊第2小隊に小銃手として配属後、68年3月、第1騎兵師団第52歩兵連隊E中隊(LRP)、長距離偵察部隊の訓練コースを修了(なぜか実戦からは外された模様?)という経歴の持ち主だそうです。
 中学生の時分、初めて観た戦争映画がハンバーガー・ヒルが、ほぼひたすら戦闘シーンの続く作品だったので、その観たプラトーンはメッセージ性を前面に押し出した作風で衝撃を受けたのを覚えています。戦争映画らしからぬバーンズとエリアスのキャラの立ち具合が良いです。
 また音楽も素晴らしく、ことあるごとに流れるバーバー作曲の弦楽のためのアダージョは琴線に触れるものがあります。特に焼き払った村をバックに行進するシーン、エリアスの死の場面は涙腺が緩まざるを得ないです。実はこの曲、ジョン・F・ケネディ大統領の葬儀の際演奏されたことで知名度が上がったそうです。監督は狙ったんでしょうね~。



ベトベトマニアvol.2(2)
シュウウウウゥゥゥーーーーーーッ!!(どこのシーンだかあの場にいた人はわかるよね!)
映画上映会オオトリは世紀の問題作?地獄の黙示録でした。一部では戦争映画か怪しいとか、前半100点後半0点とか言われちゃってるアレでした。僕は好きですよ?フランス人出てくるあたりでいつも眠くなりますけど()
 やっぱりRide of the Vallkyriesのシーンは盛り上がりました。ヘリが被弾すれば北側から歓声が上がり、対空砲座が吹き飛べば南側から雄たけびが、しり込みするFNGが出てくるとスクリーンに向かい発破を掛け、女子供が殺されると義憤に駆られた北ベトナム人がモデルガンを乱射し、最終的には南北間で野次の飛ばしあいと...アメリカンな映画の楽しみを満喫できました。
 古い映画ですから細かい粗はありますが(というかよく戦後4年しかたってない負け戦を映画にしたもんだ)、ヒューイに混じってOH-6が飛んでいたり、FACの描写があったりとマニア心をくすぐること間違いなしです。ベトナムにおける特殊部隊の有効性を上層部に訴えるカーツの文書をウィラードが読むシーンが好きです。
 こうして大いに楽しませてもらった映画上映でしたが、前線基地の橋が夜襲される場面を過ぎたあたりから、さすがに皆飽きが出始め睡眠モードに切り替わっていったのでした。明日早いからね。仕方ないね♂

後半へつづく!




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